ビールやワイン、ウイスキーなども美味しいですが、日本酒もとても美味しいです。日本酒普及のためキャンプなどで楽しんでほしいと考えている「こもあき」による、美味しい日本酒の紹介です。
京都府の羽田酒造株式会社の純米吟醸酒「森のうさぎ」を入手しました。
こもあきの地元では羽田酒造のお酒はあまり流通していないようですが、酒屋さんで発見しましたので購入してみました。
飲んでみたところ、とてもフレッシュな感じで香りも良く、味も美味しいのでおすすめの日本酒でした。是非もっと流通してほしいです。
羽田酒造株式会社とは
羽田酒造株式会社について調べてみました。
京都府に蔵を構える明治26年創業の酒造で、GoogleMAPで確認すると市街地からかなり距離が離れている位置にあり、標高が高い位置にあるようです。
また、蔵の敷地内には酒造好適米「祝米」の田園が1.5反(約15アール)ある、こだわりを持った酒造のようです。
「祝米」は京都で作られているお米で、有名な「月桂冠」や「黄桜」などの大手酒造でも祝米で醸したお酒が販売されています。
純米吟醸酒「森のうさぎ」のレビュー
それでは、利き酒師でもなんでもない「こもあき」が試飲しましたので、どのようなお酒か紹介していきます。
羽田酒造株式会社の冬の生酒「森のうさぎ」基本情報
ラベルなどの情報から「森のうさぎ」の基本情報を整理しています。
- 種類 純米吟醸酒(上槽直詰め無濾過生原酒)
- 精米歩合 55%
- 原料米 国産米
- アルコール 17.5%
- 日本酒度 未記載
- 酸度 未記載
残念ながらお米は「国産米」とだげ記述されており「祝米」が使用されているか分かりませんでした。
上槽直詰めとは
日本酒は醪(もろみ)を絞ることで抽出されますが、その絞る装置は「上槽」と呼ばれています。
通常は上槽で絞られた後、ろ過や沈殿により「おり」と呼ばれる細かい粒子を取り除いてから瓶詰されますが、その作業を行わずに直接詰め込まれたものです。
冬の生酒「森のうさぎ」の香り
生原酒ですので、冷蔵庫で保管してとても冷えた状態でいただきました。
まず、香りは果物の「なし」の様な香りでした。
冷え冷えの状態でも十分に香りが楽しめましたが、お猪口を手で温めるとより引き立つように感じました。
冬の生酒「森のうさぎ」の色味
無濾過生原酒ですが、開封後にお猪口に注いでみると、思いのほか透明でした。
しかし、飲み進めて最後に瓶の底に残った部分は白っぽい沈殿物が残っており「おりがらみ」の様なお酒になっていました。
最後にこんな変化も楽しめるなんて、うれしいですね!
冬の生酒「森のうさぎ」の味わい
このお酒は口に入れると、なしの香りと甘みがふわふわと口の中に広がります。
その次に旨味が訪れ(結構味が濃いです)辛みを感じた後切れていきます。
最後に、生酒特有のピリピリとした感じが舌に残るような感じです。
とても美味しいです。
キャンプでは
やはり、生酒なのでキャンプ向きではないと思います。
しかし、フレッシュな生酒が好きな方は、しっかり冷蔵できる装備(氷多め、冷蔵庫など)を整えて持ち込みましょう!
冬のお酒ですが、夏に飲みたいフレッシュな感じでしたよ。
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まとめ
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
京都の羽田酒造株式会社で作られている純米吟醸酒「森のうさぎ」無濾過生原酒は、フレッシュななしの様な香りと、旨味を併せ持つ美味しいお酒でした。
北海道にも羽田酒造のお酒がもう少し流通してほしいと感じました。
流通量が少ないせいか、通信販売でもあまり多くないようです。同じ森のうさぎではありませんが、同じ純米吟醸酒はなんとか入手可能なようです。
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