北海道江別市にある、江別森林キャンプ場を利用しましたので、公式サイトやガイドブックに載っていないであろう情報や、事前に知っておくべき情報、感想も含めてレビューします。
場所は分かりにくいですが札幌市からも近く、(当面の間とされていますが)予約も行っていないようなので、事前に計画を立てていなくても思い付きで行くことのできるキャンプ場です。
江別市にある森林キャンプ場の概要、レビュー
ComoAki評価・感想
料金も安く、利用可能時間も長いのでゆっくり食事したい場合や、日帰りですが夜遅くまで利用したいキャンパーに適しているようです。
ロケーション | ★★★☆☆ | 名の通り森林に囲まれたキャンプ場ですが、サイト自体には樹木が少ないです。(キャンプ場までの道のりは秘境探検の雰囲気たっぷりです) |
アクティビティ | ★☆☆☆☆ | 少し遊具的なものがありますが、純粋に野営やBBQを楽しむ場所のようです。 |
清潔感 | ★★★★★ | 全体的に綺麗ですので不満はありません。 |
(評価はあくまで個人的な評価です、また、利用当日の他キャンパーも含めた雰囲気についても評価に含めており、絶対的な評価ではありません)
利用料金早見表、キャンセル料など
(令和3年7月確認情報)
- 宿泊は8:00~翌11:00、日帰りは8:00~21:00まで利用できます。
宿泊料金 | 400円/人 | 小中学生は80円/人 |
デイキャンプ | 200円/人 | 小中学生は40円/人 |
- 当面の間予約を行わないとの事ですので、キャンセルもありません
- ペット、焚き火は禁止です。
- 現在、入場者の制限等が設けられているようですので、事前の確認が必要です。
予約について
予約はありませんが、公式サイトのURLを載せておきます。
■公式サイト(エコ・グリーン事業協同組合)はこちら
広域のマップ、最寄り駅からの距離や周辺情報
野幌森林公園の中を車で走行して、森の奥に入っていきます。徒歩で行けるようなコンビニなどはありませんので、忘れ物をしないようにしっかり準備しておく必要があります。
道道45号線側から進入することになりますが、道がわかりにくいたナビを使用することをおすすめします。
受付方法
駐車場に車を停めて、管理事務所にて受付を行います。管理事務所には売店はありませんが、炭は3kgを600円、網は1,100円(サイズは不明)で買うことが出来るようです。
それ以外はキャンプ場の横に「杜の蕎麦屋 コロポックル山荘」があり、蕎麦やアイスクリームを購入することができるようですが、私が行った時間は営業終了していましたので、詳細はお伝え出来ません。
ごみの処分
ごみは各自持ち帰るルールとなっていました。(灰捨て場はあります)
江別市の森林キャンプ場のサイト、設備など
簡単な江別市森林キャンプ場のマップを作成しました。キャンプ場の周りは名の通り森林に囲まれています。図のすぐ右側には、野幌総合運動公園があります。
フリーサイトA
フリーサイトAは芝生が整備されており、ペグも挿しやすかったです。また、フリーサイトAは南側に位置しているため、森林側は木の日陰となりますので暑い日はこちらがおすすめです。
道路側も日陰が得られる場所がありますが、道路が砂利道のため乾燥していると車が走行する度に砂埃が舞うのでお勧めしません。
今回は、フリーサイトAを利用しました。奥に見えているスノーピークのテントが私のです。
フリーサイトB
フリーサイトBも芝生が整備されております。道路沿いに木が植えられている場所がありますが、残念ながら一部伐採されており日陰が少ないです。
炊事棟
炊事棟(洗い場)はフリーサイトAにあります。とても広く、一度にたくさんのグループが利用できそうです。また、背後には台が設置されており便利でした。残念ながらお湯は出ませんでした。
利用当日はとても暑い日でしたが、この炊事場の中だけはとても涼しかったです。
トイレ
トイレは普通に清掃されております。トイレ数は男性用(洋式トイレ2基)女性用(洋式トイレ2基、和式トイレ2基)です。
男性用 | |
女性用 |
トイレにはなぜか「鹿に注意」の張り紙があります。なんか怖いですね。
江別市の森林キャンプ場その他の設備
日帰り炊事広場
11:00から14:00まで利用することができます。利用料金はデイキャンプと同じですが、8人くらいは同時利用できそうなグリルが7基ほど設置されており、炊事場もついていました。
こちらの設備を利用するときは予約が必要です。
遊具
フリーサイトAにアスレチックのような遊具が少しあります。小さい子供が遊んでいました。遊べるものはこのくらいです。
台車
キャンプ場全体で4つほど、無料で使える台車が用意されていました。リヤカーサイズでとても大きいので1回で荷物を運搬することができます。
しかし、荷台をキープしてテントを設営しながら少しずつ荷下ろししている人や、荷台をキープしてテントなどの片づけをしながら荷台に積み込むなど、長時間利用している人たちが目立っていました。このため、混雑時間は使えない可能性が高いです。
自分の荷台がある人は、持参したほうが良いと思います。
自動販売機
R3.7の情報ですが、自動販売機のレパートリーは写真のとおりです。
焚火場
一般客は焚き火は禁止されていますが、フリーサイトAに焚火場のような設備が用意されています。このキャンプ場は江別市主催の催事ごとにも利用されているようなので、そういった場合に利用されていると思います。
東屋
フリーサイトAには東屋があります。テーブルは利用禁止と書かれていました。
さいごに
デイキャンプは朝:00~21:00まで利用できるので、夕方に入場してBBQを楽しみ夜に帰るような利用方法をしている人たちも目立っており、バーベキュー会場のように利用されている印象でした。
昼間は隣接の野幌総合運動公園からスポーツの歓声などが聞こえてきていました。