今回はココナッツミルクを使用したチキンカレーに挑戦します。前回作成したスパイスカレーよりも、マイルドな仕上がりになりました。
普通のスパイスカレーにココナッツを入れるだけで、コクも良く出ますし、辛さの強いミックススパイスを使用した場合でも辛さを抑えることが出来ますのでおすすめです。
ココナッツチキンカレーのスパイス・具材
今回も、なるべく手間がかからないよう、ケチャップやチューブ生姜など普通に家庭にある材料を使うレシピとしています。材料は多く見えますが、特殊なのはスパイスとココナッツミルクくらいですので、ハードルは低めです。
食材(スパイス)
スパイスは市販のミックススパイスを使用する場合と、単品のスパイス(パウダーのもの)を用意しましたので、お好きなほうで作ることが出来ます。
用意するスパイス(個別、単品の場合)
2人分の用意するスパイスはこちら(すべてパウダー)です。
カルダモン以外は100円ショップなどで入手可能です。カルダモンはスーパーで買うと若干高いですので、カルディコーヒーファームなどのスパイスを売っているお店では、袋入りの安価なものがあります。(10gで200円以下を目安とするとよいです)
- カルダモン ・・・ 小さじ1(パウダー)
- コリアンダー ・・・ 小さじ1(パウダー)
- クミン ・・・ 小さじ1(パウダー)
- ターメリック ・・・ 小さじ1/2
- レッドペッパー ・・・ 小さじ1/2
- しお ・・・ 小さじ1/2
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スパイスの準備が面倒な場合
スパイスの準備が面倒な場合は、ミックススパイスを使用するのも手です。
100円ショップで入手可能なミックススパイス
100円ショップや業務スーパーなどで入手可能なミックススパイスを使用するとすべてのスパイスが入っていますのでとても簡単です。
下の写真のHachiのミックススパイスの場合は必要なスパイス類がすべて入っていますので、これだけでOKです。
- ミックススパイス ・・・ 大さじ1.5~2
- しお ・・・ 小さじ1/2
ガラムマサラを使用する場合
ガラムマサラを使用することも可能です。ガラムマサラと一言にいってもメーカーによって配合はバラバラです。
GABANのガラムマサラであれば次の分量で丁度良いと思います。
- ガラムマサラ ・・・ 大さじ1.5
- ターメリック ・・・ 小さじ1/2
- レッドペッパー ・・・ 小さじ1/2
- しお ・・・ 小さじ1/2
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食材(スパイス以外)
スパイス以外の食材は次の通りです。ココナッツミルク150mlを例としていますが、200mlのパックを使用する場合は水を100mlとして、合計300mlとなるようにしてください。
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- 鶏もも肉 ・・・ 300g
- 玉ねぎ ・・・ 中~大 1個
- ココナツミルク ・・・ 150ml
- 水 ・・・ 150ml
- にんにく ・・・ 大さじ1(チューブ)
- 生姜 ・・・ 大さじ1(チューブ)
- ケチャップ ・・・ 大さじ4
- サラダ油 ・・・ 大さじ2~3
あったら良いもの
これは、なくても全然問題ないのですが、ターメリックを扱うとヘラが黄色になってしまいますので、黒色のヘラがおすすめです。
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無印良品のシリコンヘラは黒色で黄色に染まってしまうことがありませんし、シリコンなので下の写真のようにフライパンに密着するので、玉ねぎを炒めるときにも、煮詰めるときにも、完成したカレーをすくう時にもとても便利でおすすめです。
作り方(レシピ)
作り方の手順を紹介します。
下ごしらえ
事前に料理中盤で使用するスパイス、塩を準備します。
また、玉ねぎはみじん切り、鶏もも肉は一口大のサイズに切っておきます。
玉ねぎを炒める
みじん切りにした玉ねぎを、大さじ2~3の油を敷き、中火でいためていきます。塩(分量外)を加えたり、事前に冷凍するか、レンジで温めておくと時短になります。
(ヘラはターメリックの色が付かないように黒色がおすすめです。写真は無印良品のものです)
少し放置して、軽く焦げ目がつき水分が抜けにくくなったら、少量加水して炒めていきます。
水分が抜けにくくなったら、もう一度加水して炒め、3回くらい加水するとしたの下の写真の色つやになりますので、これで玉ねぎ炒め完了です。
しょうが、にんにくの投入
玉ねぎが炒め終わったら「しょうが」「にんにく」を投入して中火で炒め、香りを立てます。(2~3分)写真はたまたま家にあったので、生にんにくを使用していますが、チューブで大丈夫です。生にんにくの場合は、少し大きめに切って触感を残すようにします。
ケチャップの投入
玉ねぎをフライパンの端に寄せて、ケチャップを加えます。混ぜてしまうと水分が抜けにくくなるので、玉ねぎは寄せた状態でケチャップのみ炒めていきます。(この方法は酸味も抑えられるので気に入っています)
スパイスの投入
ケチャップの水分が抜けて、具材と油が分離した状態になったら弱火にしてスパイスを投入します。少し炒めると、スパイスのいい香りがしてきます。(2、3分炒める)
鶏もも肉投入
スパイスのいい香りを楽しみながら鶏もも肉を投入します。鶏もも肉は表面に焼き色をつけます。こうしたほうが、お肉の仕上がりがジューシーになる気がします。
ココナッツミルク投入
鶏もも肉の表面に焼き色がついたら、ココナツミルクとお水を加えて煮込んでいきます。今回は煮込むためココナッツミルクを水で薄めていますが、好みによりココナッツミルク100%でもおいしいと思います。
15分から20分くらい中火で炒めると、下の写真のようになります。味見をしてお好みの隠し味を付けたら完成です。(この時は、甘みが足りない気がしたので砂糖を2つまみほど加えました)
完成
お皿に盛り付けたら完成です。スープとしても、パンにつけても、ご飯にかけてもおいしく仕上がりました。
ココナッツミルクの分量により、色が違います。上の写真は、ココナッツミルクを150ml入れたものですが分量が多くなると白っぽくなります。
あきらめた人はこちら
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