外気温2℃で実験!スノーピーク「ヴォールト」で冬キャンプ

リーズナブルで使い勝手が良いスノーピークのテント「ヴォールト」で冬季間のキャンプが可能なのか実験を行いましたので、記事にしていきます。

ヴォールトのイメージ画像

 

ヴォールトは前室が付いているドーム型テントで、インナーテントを取り外せはシェルターとしても使用できる便利なテントで、一番の特徴はスノーピークのテントなのに3万円代で購入が可能なことです。

そんな完璧とも思えるテントですが、唯一の欠点と思われるのが「スカートが付いてない」という点です。春~秋のキャンプではあまり気になりませんが、冷え込みが強くなる冬季間は大きな欠点になると思います。

「スカート」とは、テントやタープなどのフライシート(外幕)の下についているヒラヒラで、これがあると外からの風を防ぐことが出来ます。

そこで、今回は11月の北海道(雪が積もる前)でヴォールトを使用して冬キャンプを行う実験をしてみました。

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今回使用したストーブはトヨトミのレインボーです。冬キャンプでのストーブの選び方については、別の記事でまとめています。

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冬キャンプの暖房(ガス、灯油、薪ストーブなど)特徴と選び方 冬キャンプで必須となる暖房(灯油、ガス、薪ストーブ)それぞれの特徴について整理しました。これから冬キャンプに向けてストーブを準備したい方に最適な記事となっていま...
目次

「ヴォールト」特に対策なしで冬季使用

スカートが無いにしてもストーブを使用しますし、暖かい空気は上にたまる性質があるので「普通にくつろげるのでは?」という思いがあり、何も対策なしに使用してみました。

フライシートと地面との隙間

スカートが無いことと、構造的な理由もあり地面との隙間は4~5cmくらい空いてしまっている状態です。

内側から見ると下の写真のように隙間が空いています。

ヴォールトの地面との隙間(内側)

 

外側から見るとこのような感じです。フライシートを地面に近づけて貼ることが出来れば、隙間は軽減されますが、構造的に難しいようです。

ヴォールトの地面との隙間(外側)

ストーブを使用して実験

早速、ストーブを使用して実験してみました。

実験条件の整理

  • ストーブは前室に設置(トヨトミレインボーストーブ)
  • 外気温6℃(天気予報)
  • 風速4.4m(天気予報)
  • インナーテントは閉じていて、前室で暖をとる。
  • 一酸化炭素中毒を回避するため、開口部を設ける。

一酸化炭素中毒防止の換気孔

換気のため、出入り口のファスナーを少し開いて使用しました。

実験結果

実験結果は、やはり暖かい空気は上にたまるためローチェアに座っていても上半身は暖かかったです。

しかし、やはり風速4mの条件もあり、外から冷たい空気がフライシート内に入り込んできて、足はとても寒かったです。

風がもう少し弱ければ気にならなかったかもしれません。

「ヴォールト」簡単な対策で冬季使用

「対策なし」での結果から、何か対策を施さないと夜は越せないと感じましたので、知恵を絞ってみました。

簡易スカートを設置

一番の問題は、冷たい外気が風と共に入り込んでくることでしたので簡易のスカートを設置して対策してみました。

簡易スカートの材料

早速、100円ショップにいって簡易スカートの材料を購入してきました。

簡易スカートの材料

  • 園芸用防草シート × 2
  • ダブルクリップ小(16個入) × 2
  • 養生テープ

養生テープは、引っ越しなどに使用する粘着力が弱くて簡単に剥がせるガムテープですが、購入したものの今回は使用しませんでした。

なので、材料費は440円です。

簡易スカートを設置

購入した園芸用の防草シートを幅約22cmにカットして、ダブルクリップを使用してテントに設置しました。

簡易スカートを設置した状況

本来は全周に設置したかったのですが、計算を誤ってしまいシートが足りませんでしたので、隙間が小さい個所を残して設置しました。

簡易スカート設置後の実験結果

簡易スカートを設置して、外気の侵入を防ぎましたので再び実験してみました。

実験条件の整理

  • ストーブは前室に設置(トヨトミレインボーストーブ)
  • 外気温2℃(天気予報)
  • 風速1.0m(天気予報)
  • インナーテントの入り口を開放
  • 温度計はインナーテント内(地面から30cm)に設置

対策後の実験写真

実験結果

風速は弱まったものの外気温は2℃まで下がっていました。

簡易スカートが効果を発揮しており、ストーブをつけると前室内はとても暖かく、インナーテント内に設置した温度計では気温13.9℃まで上がっていました。

インナーテント内に設置した温度計

ここまで温度が上がってくれれば、通常の冬用シュラフで寝ることが出来そうです。ただし、室内の湿度が上がってしまい、フライシートの内側に結露が発生してしまいましたが、これはある程度は仕方がないと思います。

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冬用のシュラフについては、下記の記事で紹介しているものがコスパ最強だと思います。こちらのシュラフは収納が難しいという難点がありますので、収納方法も紹介しています。

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まとめ

さいごまで読んでいただき、ありがとうございました。本記事のまとめです。

ヴォールトの冬使用を考察

  • 対策なしだと外気が入り込み、寒い。
  • 簡易スカートで対策を実施、ストーブを使うことで宿泊可能
  • 結露が発生しにくい素材ではない様子
  • 難燃性素材でないため、火器の取り扱いには注意
  • 換気には工夫が必要
  • なるべく一酸化炭素警報器を準備

北海道では雪が積もります。雪が積もってしまえばスカートが無いテントでも外気の流入を遮断することが可能ですので、簡易スカートが必要になるのはこの時期だけとなります。

気温がマイナス10度を下回ると、結露が凍るなど様々な問題が出てくるかもしれませんので、また実験したときには記事にしていきたいと思います。

ヴォールトについて

ヴォールトの詳細については、別の記事でまとめておりますので宜しければお読みください。

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