ロゴスの焚き火台を使用して、囲炉裏のように魚を立てて焼く、魚の串焼きを作ってみました。海の魚、川の魚両方で試しています。失敗から学んだ事も含めてご紹介します。
近所のスーパーマーケットなどでは、鮎(アユ)や岩魚(イワナ)、山女魚(ヤマメ)など川の魚はあまり見かけませんので、手に入りやすく北海道では定番の海の魚「コマイ」の一夜干しを使用してみました。また、川の魚については、たまたま売っていた養殖のアユを使用してみました。
※ 川の魚には回遊魚を含めています。
コマイの一夜干し(準備した道具、失敗から学ぶ注意点)
準備したのは、お魚、串、焚き火台、塩(味つけ)のみです。
準備した串について
太さから魚に串は挿しにくそうですが、魚が滑りにくい利点があるため、竹製の串を探しました。が、丁度よい長さの物は見つからなかったため、竹製の割りばしを加工して作りました。
上の写真は加工途中の串です。この後、写真左側の端も、焚き火台の穴に差すことができる太さまで細く加工しています。
竹製割りばしを加工した串の失敗
割りばしを加工して串を作る場合、どうしても長さが不足します。なので、下の青色矢印で示した部分を回さないと、魚を回転させることが出来ませんでした。
この部分はとても熱くなっています。耐熱手袋を使いながら苦労して回転させて、何とか焼くことが出来ました。
理想的な使い方
十分に長い竹串を準備することが出来れば、下の図のように熱くなっていない部分を回転させることが出来るため、理想としていました。
アユの串焼き(準備した道具、失敗から学ぶ注意点)
たまたまですが、鮎(養殖物)がお店に売っていましたので、鮎をつかった串焼きに挑戦しました。準備はコマイと同様に、串と焚き火台、塩です。
準備した串について
コマイの時の失敗から長い竹串を準備したかったのですが、やはり売っていませんでした。なので、今回は100円ショップで購入した丸いステンレス製の串です。長さは十分なのですが、ステンレス製の丸い串は魚と串が滑って回転してしまいそうです。
串の打ち方をYouTubeなどで学習して、見よう見まねで串打ち、(ヒレに)化粧塩を行いました。串打ちは、内臓を傷つけないようにする等、注意点も多いですので、よく調べてから打つことをお勧めします。
ステンレス製串の失敗
最初は下の写真のように鮎を配置しました。理想通りに熱くならない部分を回すことができる長さです。しかし、実際に半身が焼けて回してみたところ、串だけが回転してしまって肝心のお魚の向きを変えることが出来ませんでした。
やはり、このような丸いステンレス製の串は囲炉裏風の串焼きには向いていませんでした。
解決方法
下の写真のように2匹を短い竹串で連結させて回転しないようにする方法で解決しました。(竹串は魚に刺すのではなく、魚と飛び出た串の間に挿す)この方法ですと、うまく両面焼くことが可能です。(コマイの時と同様に、耐熱手袋が必須となってしまいました)
上手に焼けました
工夫を凝らして何とか焼くことが出来ました。途中は想像以上に油が滴り、炎が上がり魚が焦げそうになるなど、トラブルは発生しましたが、何とか食べられるレベルまで焼くことが出来ました。
ただ、油で炎が上がってしまったため、気を付けないと竹串ごと燃えてしまう恐れもあるため、焼いているときは目を離さないなど、注意が必要になります。
焚き火台に串を挿す穴が開いていない場合
ロゴスの焚き火台のように、串を挿して固定する穴が無い焚き火台でも、したの写真のように長い串をブロックで固定するなどの工夫することで焼くことが出来ます。
このような簡単な工夫で、同じように焼くことが出来ますので、串焼きを固定できる穴が無い場合でも、無理して焚き火台を新調する必要はないと思います。
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ロゴスの焚き火台はこちらの記事で紹介しています。
https://comoaki.com/logos_bonfire/