キャンプ場で簡単に作ることができて、いろいろなアレンジが可能な簡単レシピのタコスのご紹介です。今回はトルティーヤも自作してみました。
手作り感を出すためにトルティーヤは自分で作っていますが、冷凍したものや乾燥したものが市販されていますので、面倒であれば購入も可能です。
タコスは中の具材を変えることで色々とアレンジができますので、キャンプ飯のマンネリ防止にピッタリの料理です。
使用する道具、食材など
まずは、準備する食材の整理です。今回は「基本のタコス」の具材としていますが、アレンジ次第では準備するものが変わってきます。
準備する食材
今回私が準備した主な食材を整理しました。アレンジ次第では準備も変わってきますので、お好みの食材をお選びください。
トルティーヤの食材(7枚くらい)
- コーンミール ・・・ 100g
- 強力小麦粉 ・・・ 100g
- オリーブオイル ・・・ 大さじ1
- 塩 ・・・ 2.5g(小さじ1/2)
- お湯 ・・・ 170g
今回は調達できなかったためコーンミールを使用しましたが、コーンフラワーで作ったほうが滑らかに仕上がる気がします。
コーンミール、コーンフラワーなどのトウモロコシの粉が入手できない場合は、小麦粉だけで作るトルティーヤレシピも存在していますので、検索してみてください。
タコスの食材(15~20枚くらい)
- 牛ひき肉 ・・・ 300~400g
- タコスの素 ・・・ 1袋
- レタス ・・・ 適量
- カットトマト ・・・ 適量
今回は「タコスの素」を使用しますが、自分で味付けすることも可能(珍しいスパイスは使わない)です。牛100%のひき肉はスーパーでは手に入りにくかったのでハンバーグ用の合いびき肉を使用しました。
このほか、お好みでチーズなどを準備すると良いです。
お家で準備(トルティーヤの作り方)
キャンプ場で作ることも可能ですが、粉ものは風に弱いため短期間のキャンプであれば自宅で作って持って行ったほうが良いと思います。
食材を混ぜる
トルティーヤの食材をボウルなどに入れて混ぜていきます。コーンミール100g、強力小麦粉100g、オリーブオイル大さじ1、塩小さじ0.5です。
食材を入れたらお湯(約170g)を投入して、菜箸など熱くならない道具で混ぜていきます。お湯の量は状態を見て適宜増減させて下さい。
お湯が手で触れる程度の温度に下がったら手でこね、滑らかになったら完成です。下の写真のように丸めて寝かせ、常温に下がるまで待ちます。(おおむね30分)
トルティーヤの素を切り分ける
十分に寝かせ終えたら写真のように棒状にして、概ね7等分に切り分けます。(写真は10等分しており、少し小さすぎました)
トルティーヤの素を円状に伸ばしていく
切り分けたトルティーヤの素を手を使い円く整形していき、打ち粉を敷いたまな板の上に載せます。
上にも打ち粉をのせて麺棒を使い、直径20cmくらいになるまで薄くのばしたら完成です。麺棒に付着してしまう場合は、写真のようにラップを載せると付着しにくくなります。
適度な焼き色がつくまで焼く
薄く伸ばしたトルティーヤの素を、オリーブオイルなどを薄く敷いたフライパンで両面に適度な焼き色がつくまで焼けば完成です。火力は中火で焼きました。
キャンプ場で(タコスの具材を作る)
タコスの具材はキャンプ場で作り出来立てを食べるのが美味しいと思います。味付けはスパイスなどでつけることも出来ますが、キャンプ場ではタコスの素を使うのがおすすめです。
左の写真のものは、カルディなどで入手可能です。そのほか、業務スーパーなどで探してみるのも面白いと思います。
ひき肉を炒める
まずは、ひき肉(牛ひき肉300~400g)をフライパンで炒めます。写真のように茶色くなればOKです。
牛100%のひき肉がスーパーに売っていなかったので、牛・豚50%の合いびき肉を使用しました。
タコスの素を投入
炒めたひき肉にタコスの素、水110gを投入して炒めます。(水の分量は購入したタコスの素によって変わりますので、説明書を確認してください)
沸騰後、7~8分炒めると水分がなくなります。タコス用のひき肉が完成です。
完成
最初に作っておいたトルティーヤに、作ったタコス用のひき肉、レタス、トマトなど好きな具材をのせるとタコスの完成です。
さいごに
今回は基本的なタコスを作りました。具材は自由なのでウインナーや、焼き肉、スパム、チーズなど色々な具材を用意・アレンジして、みんなで食べると楽しいと思います。
おまけ(トルティーヤが面倒な場合)
トルティーヤづくりが面倒な場合は、業務スーパーなどで冷凍ものが売っています。また、下の写真のように乾燥しており冷蔵不要ものもありますので、気分に合わせて準備すると良いです。
食感はパリパリしていて、お菓子のような感じで、例えるなら味なしの小池屋ドンタコスです。
上の写真のように見た目はきれいですが、個人的にはしっかりと巻ける冷凍トルティーヤがおすすめです。